「きみはさ、自分のことかわいいって思ってるでしょう?自分の事好きじゃない人なんている訳がないって思っているでしょう?でも、それを口に出したらカッコワルイから黙っているんだ。本当はきみ、色々な事をシッテル。物知りだよ。人が自分の事どう見るかって事に関してね。男がどういう女が好きかって事については、きみは熟知しているよ。完璧に美しく、けれども、完璧がうまく動かないのを知っているから、いつも、ちょっとした失敗と隣り合わせになってることをアピールしてる。タシカニ、そういうきみに誰もが心奪われているよ。だけど、ぼくはそうじゃない。きみは、自分を、自然に振舞うのに何故か、人を引き付けてしまう、そういう位置に置こうとしているけど、ぼくは心ならずとも、という難しい演技をしている様にしか見えないんだよ。」
「ぼくは、人に好かれようと姑息に努力する人を見ると困っちゃうたちなんだ。ぼくの好きな人には、そういうところがない。ぼくは、女の人の付ける香水が好きだ。香水よりも石鹸の香りの好きな男が多いから、そういう香りを漂わせようともくろむ女より、自分好みの強い香水をつけてる女の人のほうが好きなんだ」
*僕は勉強ができない*
*山田詠美*
かっこいーよなー時田 秀美君ってば。
山野さんみたいな自分の魅せ方をシッテる女の子は世の中に溢れてる。
自分は同性として、こういう女はキライって思ってても、自分自身にそういう部分があることを否めないんだよね。
人間は、変形の媚を身にまとって生きてる。
その媚が体に巻きついてぎゅうぎゅうになって自分自身を締め付けてて。
それに気がついたら嫌々でも自分のコアを手探りしなくちゃいけない。
ホラなんつーか
排水溝にお気に入りの指輪を落として 汚くてヌルヌルで怖いけど 手を突っ込まないと・・・
ってカンジににてるなぁって自分なりに思った。
媚やプライドでどろどろぬるぬるになった自分自身の歪んだ自意識。
なーんとかなんねーかなー。